私のクリスマスの旅


1. 友だちから「ピックヨウル(小さいクリスマス)」のプレセント*をいただきました。ハートのシールが付いた可愛い袋の中には、柔らかな紙に包装された小さな包みがありました。胸を高鳴らせながら包みを開いているときには、その贈り物が私をどんな旅へと連れ出してくれるのかまだ想像できませんでした。 *フィンランドでは、12月の始まりを「小さいクリスマス」と称して祝う習慣があります。

2. 包みの中には、ヨセフ、マリアと赤ん坊イエスの「キリスト降誕のシーン」の素敵な「スノーボール」がありました。ボールの下におかれた子羊は、「どうして聖家族は馬小屋にいるのかな」と不思議そうな表情をしています。ボールの中で雪が降りつもる様子から、 私はきらきらとしたホワイト・クリスマスを連想したのですが、一番初めのクリスマスは、現在のクリスマスとは全く違う、雪が家まで吹き込むような過酷なものだったでしょう。

3. スノーボールの雪が下に落ちたころ、私は若い両親に目を向けました。生まれたばかりの赤ん坊を一心に見つめる母親と父親は何を考えていたでしょうか。そんなことを考えながら、私の思いは、遠く最初のクリスマスに向かいました。

 

 

 

 

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