歳時記

定家葛(Teika kazura)

<天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。 コヘレト31

過日、長池公園を散歩をしていたら道の奥の方から上品な甘い香りが漂て来ました。この香りは以前にも・・と香りのもとを探していたら定家葛の生垣に出ました。折から花は満開、香りの元も全開で素晴らしい時期に来たと喜びました。以前も書いたかも知れませんが、歌人藤原定家と恋仲とされていた式子内親王との物語を思い出しました、式子内親王の墓に絡みついていた葛を定家葛と呼ぶようになった、と謡曲「定家」に詠っています。私事ですが私は式子内親王の歌が好きです、天皇家の娘とは思えない天真爛漫な姿が歌にも現れていて、そこが好きなのかも知れません。

「玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする」  式子内親

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