12月の手芸クラブのご報告

アドベントに入り、クリスマスツリーの飾られた教会で、手芸クラブは開かれました。

コロナ渦の為、テーブルを長くして、間隔を取り、一列に並んでの開催になりました。

初めての編み物に挑戦の方や、大きなマフラーを根気よく完成されたり、ルームシューズの完成形が見えて喜んだりと、まちまちの参加者は、パイヴィ先生から優しくご指導頂きました。

編み物の後は、クリスマスのお話を聞かせて頂きました。

次回の手芸クラブを楽しみにしています。


手芸クラブの話2020年12月

この前の日曜日、アドベントの期間に入りました。キリスト教会では、クリスマスの前の4週間をアドベントと呼びます。日本語では待降節と言います。アドベントは「クリスマスを待つ」という意味がありますが、クリスマスを迎える準備をする期間です。フィンランドではクリスマスは、一年で最も暗い季節における光と温かさのお祝いです。フィンランド人は、アドベントになるとクリスマスの準備で忙しくなります。
クリスマスの季節は楽しいことが多い、特別な雰囲気があるとても素敵な季節です。クリスマスの準備にすることは、クリスマスカードを送ること、家の大掃除、クリスマス料理やお菓子を作ることがあります。それぞれの家族にあるクリスマスの伝統は子供たちに伝わっていきます。クリスマス料理を子供たちと一緒に作ったら、家族の味は世代から世代へと伝わっていきます。子供たちはお母さんが作ったクリスマス料理の味を覚えて、同じように作りたいと思うからです。

もう一つとても大切な準備があります。それは、クリスマスを迎えるための心の準備ということです。それはどんな準備でしょうか?それは、アドベントの期間に教会の礼拝に参加したり、聖書を読んだりして、クリスマスの意味を考えることです。フィンランドでは毎年アドベントになると「美しいクリスマスの歌kauneimmat joululaulut」という行事がどの教会でも行われます。この行事は、教会が一杯になるくらいに人が多く集まるので、とても人気があります。そこで何をするかというと、集まった人たちが皆一緒にクリスマスの歌を沢山歌います。歌うことを通してクリスマスの本当の意味を心の中でかみしめます。今年は残念ですが、クリスマスの歌を歌うために教会では集まることは出来ませんが、多くの教会はこの行事を外で行ったり、オンラインで行います。

人々は、アドベントの期間に様々な準備をして、自分でクリスマスの雰囲気を作ります。しかしながら、クリスマスは本当は雰囲気のことではありません。クリスマスの本当のメッセージがクリスマスをつくるのです。クリスマスのメッセージとは、一番最初のクリスマスの日の真夜中に、野原で羊の番をしていた羊飼いに天使が現れて言った言葉です。「恐れるな。私は民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」この一番最初のクリスマスの時、この世に救い主がお生まれになりました。救い主イエス様は私たち一人一人のためにお生まれになったということが、「ヨハネの手紙1」の中で次のように言われています。

「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに神の愛が私たちの内に示されました。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛して、私たちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。」

クリスマスの一番大事なことはクリスマスのための準備や雰囲気ではありません。重要なのはクリスマスの本当の意味を心の中でかみしめることです。最初のクリスマスの時にお生まれになったイエス様とは何者で、なぜこの世に送られたのかを心の中で考えてみることは大切ではないでしょうか。イエス様が送られた神様は人間の罪を赦して下さる神で、私たち人間にそのような愛を示してくださいました。私たち人間が罪の力から救われるためにイエス様をご自分のもとかた遅られ、イエス様は母マリアから人としてお生まれになりました。このように初めてのクリスマスには神様の人間に対する愛が表れました。この愛は、私たちに喜びと感謝と賛美の気持ちを与えてくれます。クリスマスは、本当に喜びと感謝のお祝いです。皆さんにとって、今年のアドベントとクリスマスが神様の与えて下さる喜びであふれる時になりますように。

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