2/26 手芸クラブのご報告

 

どんよりとした空模様の中、スオミ教会の手芸クラブは開かれました。

今回はフィンランドからスオミ教会に来られている、
カイヤ・レーナさんも一緒に編み針を進めます。
細い編み棒で、美しい編み地の手袋を編む手元に、見とれてしまいました。

8枚の正方形で作られるルームシューズは、1足作るのに16枚必要で、
2色の毛糸を選び、作り目をして、おぼつかない手つきで編み進めます。
1枚2枚と編み上がるのは嬉しいですね、作業は一段落、そしてティータイムです。

今日は カイヤ・レーナさんから、フィンランドの西部、スウェーデンに続く多島海のお話を、美しい写真と共に聞かせて頂きました。

小学校の先生をされていて、小学生の様子や学校の事、行事などの質問に、丁重に答えていただいたり、最後には、教会中に響き渡る美しい歌声も聞かせて頂きました。

参加の皆様お疲れ様でした。

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カイヤ・レーナさんのお話です。

今日のお話は「新しいことを始めること」についてです。

私は新しいことを始める時には楽しくワクワクして始めますが、ちゃんとうまく出来るかどうかの心配もあります。小さな手芸の作品を作り始めるのは小さなことですが、私たちは生活の中でもっと大きいことを始めます。私自身にとって今回の3週間の日本旅行は今まで経験がない新しいことです。私はこのように長い期間家族から離れた経験がありません。日本に来て少し心配な感じがしました。特に夜一人で知らない場所にいるのは少し恐くて心配です。

私は新しいことを始めると、いつも天の神様に祝福と導きをお祈りします。私が祈り求めることは、私の選ぶ道は神様の御心の通りになること、そして神様が新しいことをする私を助けて下さることです。私は天の神様にいつでも、どこでもお祈りが出来ます。聖書には、神様が私たち人間に約束したことが書いてあります。それは、神様は私たちを導いて下さる、そして助けて下さるという約束です。エレミア30章9節にそのことが書いてあります。「彼らは泣きながら帰って来る。私は彼らを慰めながら導き、流れに沿って行かせる。彼らはまっすぐな道を行き、つまずくことはない。」

毎朝新しい一日が始まります。イエス様は私たちに「主の祈り」を教えてくださいました。私は毎朝仕事に行く前に「主の祈り」をお祈りして一日を始めます。このように自分で祈る言葉を考えなくても、イエス様が教えてくださった「主の祈り」でお祈りしても良いのです。もちろん、私たちは自分の言葉で神様に必要なことをお願いしてもいいし、感謝の祈りも忘れず、神様が私たちに与えて下さった全ての良いことについての感謝も大事です。私たちはこのスオミ教会の手芸クラブやそこで作る新しい作品のことも天の神様に感謝してお祈りにいれることが出来ます。

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