吉村博明 宣教師のフインランド便り

スオミ教会とその礼拝に繋がる皆様」

  フィンランドは、今週に入って30℃を超す日が続いています。最近は一軒家ではクーラーをつけるところもでてきましたが、基本的にはクーラーを使わない国なので、湿気は少ないとはいえ、30℃を超えるとやはり暑さが強く感じられます。

 こちらは、ウクライナ情勢とガザ情勢が連日のニュースを騒がせています。昨日は、アフガニスタンで、(SLEYではない)ミッション団体から派遣された支援活動員の女性二人が射殺されるという痛ましいニュースもありました。国内的には、大人も子供も夏休みなので、この夏の陽気がどれだけ続くかということが関心事の一つとなっています。

 私たちの教会訪問の仕事も、夏休み期間中は、教会もキャンプ活動以外は集会や行事は休みになるので、来週一杯までは空白状態となり、私たちも自然休暇状態となりました。

 先週は、ラプア市の近くでSLEYの少年少女キャンプ(11~14歳対象)があり、悦才が一人で参加してきました。悦才は知的障害がありますが、指導員たちがしっかり見ていてくれたので、三泊四日を25人の子供たちと一緒にしっかり過ごすことができました。毎日近くの湖で泳いだり、ゲームをしたり、音楽の活動があったり、聖書の学びの時間があったりし、楽しく充実した時を過ごせたようです。また来年も行きたいと言っています。添付の写真は、最初のものは、キャンプ開催地となったSLEYの合宿所、次は、悦才が寝泊りしたバンガロー、三枚目は、全体会で各バンガローの子供たちが自己紹介をしているところです。前に立っている三人の男の子の一番右が悦才です。

 日本も猛暑の季節に入ったかと思います。皆様におかれてはくれぐれもお体に気をつけてお過ごし下さるようお願い申し上げます。天の父なるみ神の祝福と良い導きが皆様の上にありますように。

 吉村博明

 

 

新規の投稿
  • 2025年12月14日(日)待降節第三主日 礼拝 説教 吉村博明 牧師
    主日礼拝説教 2025年12月14日 待降節第三主日 スオミ教会 イザヤ35章1~10節 ヤコブ5章7~10節 マタイ11章2~11節 説教題 「荒野のようなこの世にあっても、キリスト信仰者にとっては緑の大地の道を進むようなもの」 私たちの父なる神と主イエス・キリストから恵みと平安とが、あなたがたにあるように。 アーメン わたしたちの主イエス・キリストにあって兄弟姉妹でおられる皆様 1.はじめに […もっと見る]
  • スオミ教会・家庭料理クラブの報告
    今年最後の家庭料理クラブは12月13日に開催しました。今回はフィンランドのクリスマスの風味豊かなクリスマス・リース”Joulukranssi”とピパルカックを作りました。 […もっと見る]
  • 手芸クラブの報告
    12月の手芸クラブは3日に開催しました。その日は12月の初めにしては暖かい日でした。 今回の作品はフィンランドのクリスマス・オーナメント「オルキ・タハティ(藁の星)」です。材料はフィンランド直送の天然の藁です! […もっと見る]
  • 子どもの料理教室のご案内 12月20日10時30分~13時
  • 牧師の週報コラム
    宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」 vs. パウロ「ローマの信徒への手紙」12章 なぜ「雨ニモ負ケズ」とローマ12章を突き合わせるのか?私の個人的な経験が絡む話なので、以下は一つの信仰の証しとしてお読み下さい。 […もっと見る]
  • 福音ルーテルスオミ・キリスト教会 クリスマスのご案内 2025年
  • 歳時記
    アンデレクロス(アンデレの十字架) 白州の我が家の上空は定期便の通い路らしく冬の晴れ渡った青空を西に向かって幾筋もの飛行機雲がその軌跡を残して行きます。今まさに一機の西行きの定期便が青空を切り裂いて真っ白な雲を曳きながら驀進しています。暫くすると青空には大きなXの字が浮かびあがりました、このXは清泉寮のアンデレ教会の十字架でもあります。アンデレは死してもなお大空にその軌跡を残したと想いに耽っていました。 […もっと見る]