吉村博明 先生の「フインランド便り」

「スオミ教会とその礼拝に繋がる皆様 主の御名を賛美します。

 皆様お元気ですか?こちらフィンランドは、7月5日頃から急に暖かくなりだし、それまで5~15度位だったのがいきなり、25~30度位の陽気になりました。暑いですが、日本と違って湿気がないので、クーラーが過ごしやすいです。子供たちはほとんど毎日プールに泳ぎに行っています。

 さて、7日月曜日と9日水曜日にスオミ教会を支援する教会の訪問がありました。7日はサロ市教会の海外伝道を覚える集会、9日はマルッティラ教会の集会でした。それぞれトゥルクから50キロ、30キロいったところです。

 今フィンランドは夏休みで、皆さん旅行中だったり、サマーコテジに引きこもってしまうので、この時期に集会を行うとあまり人が集まらないのですが、それでもサロは20人、マルッティラは30人の方が集まりました。集会の内容は、日本の最近の事情とスオミ教会の活動についての報告、私の聖書のメッセージ、ヨハンナのヴァイオリン(「故郷」や「七つの子」等)、その後で、参加者からの質疑応答があり、スオミ教会や日本伝道のためにみんなで一緒にお祈りしました。今年中学生になった悦才は学生服で登場して、会場を沸かせました。一つ残念だったのは、私の体調がすぐれず、マルッティラの集会には出席できませんでした。

 写真を三枚添付いたします。最初のものは、前回お知らせしたSLEYの全国大会の全体会での基調報告の様子、二枚目はサロ教会での集会でパイヴィが日本のことについて写真を交えながら話しているところ、三枚目はマルッティラで集会が終わった後も何人かの人は帰らずずっと話をしている様子です。

 日本もこれから暑さが本格化することと思います。皆様、どうかお身体にはくれぐれも注意してお過ごしください。

主の平安 吉村博明」

 

 

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