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5月の料理クラブは16日に開催しました。季節はもうフィンランドの夏を思わせる陽気でした。今回のメニューはオーブン料理の「リンドストリョーム・ピヒヴィ」(ひき肉とビーツのハンバーグ)とロホコ・ぺルナ(ブロックポテト)です。
料理クラブはいつもお祈りをしてスタートします。最初にリンドストリョーム・ピヒヴィを作ります。ハンバーグにビーツを入れる少し珍しい料理です。先ずビーツをすりおろします。それから玉ねぎを炒めて材料を順番にボールに入れてよく混ぜます。「わぁー、赤くなって面白い!」と驚き声が聞こえます。ハンバーグの形を作って鉄板に並べ、即オーブンに入れて焼きます。
次はロホコ・ペルナの番です。新ジャガが美味しい季節です。ジャガイモを洗ってブロック形に切ってしばらく茹でます。半熟になったらお湯を切って鉄板に並べます。その上にサラダ油を塗って塩コショウをかけます。そしてオーブンに入れて焼きます。その時リンドストリョームのハンバーグは少し色が変わっていました。これからどんなものになるのか楽しみです。
オーブンで焼いている間、サラダやテーブルのセッティングを楽しくお話ししながら準備します。そうしているうちにリンドストリョーム・ピヒヴィもロホコ・ペルナも出来上がりました。「お腹が空いたから、早く味わってみたいわ」と皆さん待ち遠しそう。
早速、料理を温かいうちにお皿に盛りつけて頂きます。「美味しい!」との声があちこちから聞こえました。皆でフィンランドの家庭料理を美味しく頂きながら楽しい歓談のひと時を過ごしました。その時フィンランドの春の季節の種まきや、聖書のみ言葉の宣べ伝えが心への種まきにたとえられることについてお話を聞きました。
今回の料理クラブも無事に終えることができて神さまに感謝です。料理クラブは夏の間6月から8月までお休みになります。秋の再開の日程は教会のホームページでお知らせしますので、是非ご覧ください。天の神さまがこの夏も皆様のご健康を守られますように。それでは、またお会いしましょう!
今日は久しぶりにフィンランドの家庭料理「リンドストロョーム・ピヒヴィ」と「ロホコ・ペルナ」を作りました。フィンランドではジャガイモの料理を殆ど毎日作るので、ジャガイモはフィンランドの食文化の中でとても重要な食材です。ビーツはフィンランドの食卓には昔から欠かせない野菜で、今でも多くの家庭の菜園で育てられます。
私の実家でも毎年、学校の夏休みになる6月の初めにいつも野菜畑にビーツの種を蒔きました。芽が出るまで3週間くらいかかりましたが、その間畑に出てくる雑草を抜き取らなければなりませんでした。8月になると、ビーツは十分大きくなって、採って茹でて、ビーツのサラダを作って美味しく食べました。ビーツはビタミンA,B,CとE,そしてミネラルも豊富に含まれているからです。ビーツの料理をもっと食べるようになれば、人々の健康にもよい影響があるでしょう。
フィンランド人はどのようなビーツの料理を作るでしょうか?最も一般的なものは、甘酸っぱい酢漬けです。これはビーツを収穫した時期に作るもので、一年中保存できます。また今日のようにハンバーグの中に入れたり、スープやキャセロールやサラダなどに加えたりします。今日作ったリンドストロョーム・ピヒヴィは、季節に関係なく一年中、家庭料理だけではなく、学校の給食にも出されます。
これからフィンランドは新じゃがが美味しい季節になります。6月になると新じゃがが店で販売されるようになります。最初は値段はとても高いですが、大きくなるにつれて価格は下がります。
フィンランドはこの5、6月は畑仕事、土づくり、種まきの季節です。農業している私の弟も実家の畑仕事で忙しい時期です。先日、メールが届いて、「種まきは順調に進んで種きが終えました。こんなに早く終わるのは珍しいので神さまに感謝しています。」と書いてありました。しかしこのような春はいつもではありません。ある年の春は雨が多くて寒さが続いたので、畑仕事や種まきは5月の終わり頃や6月の中頃になってしまったこともありました。このような年は私の父は秋の収穫のことを考えてとても心配していました。
毎年種まきが終わってから芽が出るまでの間には心配もありましたが、同時に楽しみや希望もありました。芽が出てくると、穀物の成長と良い収穫の期待が膨らみわくわくしたものです。芽が出た後も畑には様々な仕事がありましたが、穀物の成長に最も大きな影響を与えるのは天候です。天候は天の神さまの私たち人間に対するよい思いが秘められていると思います。もちろん豊作の年もあれば不作の年もあります。豊作の年は感謝の気持ちで満たされますが、不作の年にはがっかりし残念な思いになります。しかし同時に次の年への希望、今年より良い収穫になることへの期待を持つことができます。
私は農家の働きの経験を通して天の神さまは大いなる方であり、どのような時にも共にいてくださると信頼して大丈夫というお方だという思いが深まりました。聖書も種の成長について教えています。旧約聖書のイザヤ書には次の言葉があります。
「雨も雪も、ひとたび天から降ればむなしく天に戻ることはない。それは大地を潤し、芽を出させ、生き茂らせ種まく人には種を与え食べる人には糧を与える。そのように、私の口から出る私の言葉もむなしくは、私のもとに戻らない。それは私の望むことを成し遂げ私が与えた使命を必ず果たす。」 イザヤ章55章10~11節。
種をまき芽が出て成長していく姿を見ると、本当に神さまは大いなる方だと分かります。小さな種が多くの実を結ぶのは神さまの御手の働きによるものです。私たちはその働きを直接目で見ることはできませんが、結果を見ると神さまの働きがあったことが分かります。神さまが種の成長のために雨を降らせて下さるからです。不作の年もあるかもしれませんが、そのような時にも神さまは私たちと共にいてくださり将来への希望を与えて下さいます。神さまは決して見捨てることをしません。
ところで、聖書の種が出てくる教えでは、種はよく天の神さまのみ言葉にたとえられます。種が蒔かれる地や土は私たち人間の心を意味しています。神さまの言葉とは聖書のみ言葉のことです。それで、聖書の言葉‘を読んだり聞いたりすると、心に神さまのみ言葉が蒔かれたことになり、神さまは成長を与えて下さいます。そして神さまと私たちとの結びつきが強くなります。心の成長は、神さまとの結びつきなくして私たちの自分の力や努力で得ることは出来ません。それは種の成長と同じように神さまの働きによるものです。神さまが働いてくださると、私たちは神さまを信頼するようになって全てのことを神さまに打ち明けて委ねるようになります。神さまとの結びつきが強まると、心の中に喜びが生まれます。神さまも、私たちを導いてよい実を実らせるようにしてくださいます。
私たちは、これから畑で穀物などの成長を見る時は、これは神さまが与えて下さることなのだと覚えましょう。そして神さまは同じように私たちに信仰と心の成長も与えて下さることも覚えましょう。