歳時記

北帰行

北へ帰る渡り鳥が近くの池に羽を休めに集まって来きます、その群れから逸れたのでしょうか一羽の渡り鳥が谷戸池で羽を休めていました。 昔、朝早く薄暗い中をバス停で佇んでいると頭上を渡り鳥が羽音をたてながら北を目指して飛んで行きました。小グループで飛び立って行きますが家族なのでしょうか。やがてグループは上空で一団となって見事な編隊を組みながら北へ向かって帰って行きます。春ではありませんが秋深く丹沢で奥多摩の方から湘南方向へ向かって飛んで行く渡り鳥の編隊をよく見かけました、不思議な事に彼らは尾根を越す時はかなり低く地上すれすれに飛んで行きます。中央線の笹子トンネルの北側と大菩薩峠の南側にそれぞれ笹子鴈腹摺山と牛奥鴈腹摺山があり更に北には雁坂峠もあります。沿線には狩・初鹿野(現在は甲斐大和)と言う名の野趣に富んだ駅もあります子供の頃東北本線に初雁と言う戦後初めての特急列車が走っていました、SLが主流の時代でしたが始めて見るカラフルなヂーゼル機関車がとても珍しかったです、これも懐かしい思い出です。

空のこうのとりでもその時を知り、山ばとと、つばめと、つるはその来る時を守る。しかしわが民は主のおきてを知らない。エレミヤ87

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