歳時記

山茶花・サザンカ

花の乏しいこの季節に次から次へと花を咲かせる山茶花が目につきます。 しかしその山茶花もそろそろ終わりに近づいてきました。木の周りは落ちた花びらで赤い敷物を敷いたようにも見えます。これ程目立つ花なのに万葉集には何故か一句も出て来ません。調べてみたら本来の山茶花の自生する北限は日本のようで万葉時代の大和盆地には自生しなかったからのようでした。山茶花がお終いになるといよいよ椿の出番ですね、山茶花は椿科椿属の一種で椿の親類でもありました。

<天が下のすべての事には季節があり、 すべてのわざには時がある。伝道の書31>

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