4月14日 スオミ教会家庭料理クラブのご報告

キャベツのキャセロール色とりどりの春の花が咲く穏やかな土曜日の午後、
家庭料理クラブは「キャベツのキャセロールとジャガイモのサラダ」を作りました。
出盛りの淡いグリーンのキャベツは、なんと大きなボウルに山盛り三杯、
茹でて使いますが、他の材料を加えて三台のキャセロール型に収まるのか、
少し心配になりました。

ジャガイモのサラダは、ピクルスを使ったさっぱりしたお味、
新じゃがの風味も生きた、美味しい一品の完成です。

特別にパイヴィ先生の焼いて下さった
「マーラスレイパ」の差し入れもあり、牧師館は、豪華な食卓になりました。

春の花お料理が出揃い、お祈りをして試食会のスタートです。

会話も進み、賑やかな食卓も一段落したころ、
パイヴィ先生から、フィンランドのキャベツの種類や、
色々な料理法の説明を受けたり、復活されたイエス様のお話を聞かせて頂きました。

参加の皆様、綺麗に最後まで片付けてください
まして、ありがとうございました。またご一緒出来るのを、楽しみにしています。


2018年4月14日キャベツとイースターの話

キャベツのキャセロール

キャベツのキャセロール

キャベツのキャセロールはフィンランドの家庭料理の伝統的な料理の一つです。それをオーブンで焼いていると、外から家の中に入ったら、キャベツの香りでご飯は何かすぐ分かります。キャベツが好きな人ならご飯が待ち遠しくなりますが、キャベツがあまり好きではない人は少しがっかりかもしれません。今日料理教室に参加された皆さんは、キャベツはお好きだったでしょうか?

キャベツのキャセロールは作るのはあまり難しくありません。作る段階は、キャベツを茹でること、ひき肉を炒めること、そして最後にキャセロールをオーブンで煮込むことの三つです。美味しいキャベツ・キャセロールを作るのに大事なのはオーブンの中で長く煮込むことです。焼く時間が長ければ、美味しい出来上がりになります。今日は時間が限られているので、煮込む時間はあまり長くありませんでしたが、美味しいキャセロールができたのではと思います。

キャベツキャベツはフィンランドでは昔から育てられて、今もよく使われる野菜の一つです。残念なことに、キャベツの料理は最近、家庭で作られることが減っていると言われています。フィンランドではキャベツの種類は、新キャベツ、夏キャベツ、秋キャベツ、冬キャベツと4つあります。6月から7月の中ごろまでの新キャベツと夏のキャベツの葉っぱは柔らかくて、キャベツの玉も軽いです。秋と冬のキャベツは固い感じで、玉も重いです。キャベツは健康にもとても良い食材です。カロリーは低く、繊維、ビタミン特にビタミンC,E、K,そしてミネラルが沢山入っています。カロリーが低いため、キャベツを使うダイエットで体重を減らす方法がフィンランドの雑誌に時々紹介されます。

フィンランドではキャセロールの他にどんなキャベツの料理が作られるでしょうか?一番一般的なものはキャベツのスープです。スープにはキャベツの他にひき肉か羊の肉や人参などを入れます。羊の肉はキャベツの料理によく合います。他には、スープと似ていますが、キャベツの煮込み、キャベツロールがあります。もちろん、キャベツのサラダも作られます。ところでもう一つフィンランド独特のキャベツの料理があります。それはハパンカーリという、発酵させたキャベツです。臭いは強く、味も酸っぱくて漬物みたいです。これは家では作るのが難しく、店で売られています。

日本では新キャベツが店に出るのは3月の終わり頃です。ちょうど日本のきれいな春の季節の時です。春はキリスト教会のカレンダーではイースター・復活祭の季節です。スオミ教会でも2週間前にイースターのお祝いをしました。イースターというのは、十字架にかけられて死なれたイエス様が神様の力で復活されたことを覚えてお祝いする日です。これから、イエス様の復活の後に何が起きたかについて聖書に書かれていることをお話したく思います。

十字架の死から三日後の朝、復活されたイエス様が弟子たちや自分の教えをよく聞いていた婦人たちの前に現れました。そして同じ日の夜、弟子たちがある家に集まっていると、突然イエス様が部屋の真ん中に立って「あなた方に平和があるように」と言われました。弟子たちは恐れて、幽霊だと思いました。しかし、イエス様は弟子たちに自分の手足と十字架の時に受けた傷を見せて、幽霊には骨も肉もないが自分にはあると言われました。弟子たちは最初驚くばかりで信じられない気持ちでしたが、次第にイエス様の復活を受け入れて、心が平和に満たされていきました。

「あなたがたに平和があるように。」これは、イエス様が弟子たちの前に現れた時に一番初めに言われた挨拶の言葉でした。つい三日前の金曜日、イエス様は十字架に付けられて死なれました。その時弟子たちは皆恐くなって、イエス様を見捨てて逃げてしまいました。悲しんで後悔している弟子たちに、復活されたイエス様は責めるようなことは何も言わず、ただ「あなたがたに平和があるように」と挨拶されたのです。

神様が平和を与えて下さるという約束は、聖書の中で最も重要な約束の一つです。旧約聖書のイザヤ書の53章には、「彼の受けた懲らしめによって私たちに平和が与えられる」と預言されていました。イエス様が受けた苦しみによって与えられた平和とはどんな平和でしょうか?イエス様は神様のひとり子としてこの世に送られました。神様のことについて人々に教え、聖書のヘブライ人への手紙2章また困っている人や苦しんでいる人たちを奇跡の業で助けました。イエス様は十字架にかけられて死なれましたが、それは、私たち人間が持っている、神様の目から見て悪いことを全部背負って、私たちのかわりに神様の罰を受けられたのでした。しかし、神様は、イエス様を死から復活させることで、死を超えた永遠の命への道も開かれました。それで、イエス様を信じると罪が赦されて、神様との間に平和な関係が生まれることになったのです。これが、イエス様が受けた苦しみによって与えられた平和です。歴史の一番最初のイースターの日に起きたイエス様の復活によって、平和の約束が実現されたのです。

イエス様が弟子たちに言われた平和の挨拶は、この世の全ての人々、私たちにも向けられています。何かを恐れている人、心配なことや後悔がある人も皆、イエス様のおかげで神様と平和な関係が持つことができるとわかれば、心に平安を得ることができるのです。

  • 7月 22日 10:30 am
    主日礼拝
    司式・説教木村長政名誉牧師「神が建てられた教会の権威」(マルコ4章35~41),礼拝後交わり、木村長政牧師による読書会。
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