1月30日の子供料理教室の報告

本年最初の子供料理教室は、冷たい雨が降る1月最後の土曜日に開かれました。今回は、小さなお子さんから小学生の子供たちまで、お母さんお父さんも一緒に参加して、会場の牧師館はにぎやかな雰囲気に包まれました。

 

この日みんなで作ったのは、フィンランドのオートミール・パンとデザートのフルーツ・ヨーグルトです。

お祈りをしてから子供料理教室はスタートします。まず、パン生地に入れる材料を説明してから、3つのグループに分けてパンを作り始めました。小麦粉の量を正確に計って、材料をボールに入れて、よく混ぜます。柔らかくなった生地を2つに分けて鉄板に載せ、今度は手で生地を伸ばします。生地が手にくっついて、手を洗いたいよ、という声も。それでもみんな、パンを丸い形にして鉄板の上で伸ばし広げて、オーブンに入れました。

テーブルを片つけて、今度はフルーツヨーグルトを作ります。バナナ、リンゴ、缶詰の桃を小さく切って、ヨーグルトに混ぜます。お昼が近づいてきて、お腹がすいたよ、もう食べたいよ、という声も聞こえましたが、みんなデザートが出来るまで頑張りました。

オートミールパンを焼いている間、みんなで子供讃美歌を歌って、フランネルの聖書劇「木に登ったザアカイ」(聖書のルカ19章1~10節)を一緒にみました。イエス様はイチジクの木に登ったザアカイに向かって叫びました。

2006-09-08 by MMBOX PRODUCTION
MMBOX PRODUCTION

「ザアカイ、急いで降りてきなさい。今日は、あなたの家に泊まりたい。」ザアカイにとって、イエス様に出会ったこの日は人生の中で最も大切な日になりました。ザアカイは喜んでイエス様を迎えました。私たちもイエス様に出会うと、ザアカイと同じように大きな喜びを心の中に持つことができます。この喜びは神様からいただくものですので、神様に感謝しましょう。

フランネル劇が終わると、ちょうど焼きたてのオートミールパンの香りが拡がってきました。テーブルのセッティングをして、食前のお祈りをして、さあ、いただきましょう!オートミールパンにバターをぬって食べ始めます。最初、「美味しい、美味しい」という声がしたかと思ったら、すぐ静かになって子供たちは食べるのに黙々と集中。それを大人たちが微笑ましく見守ります。「なんだか大きな家族みたいね」というお母さんも。寒い外とは対照的な暖かい一時をみんなで分かち合うことができました。

次回の子供料理教室は3月に予定しています。詳しい案内は追ってお知らせします。どうぞ教会のHPをご覧下さい!

 

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