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灯台下暗し
<1わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。2わが助けは、天と地を造られた主から来る。 詩編121:1・2>
”北に遠ざかって雪白き山あり。問へば甲斐の白根といふ” 平家物語 巻十、海道下りの一節です、海道下りの舞台は静岡県手越宿ですから確かに北の方角ですが私の場合は町田ですから西の方角ですね。まさに、これと同じ景色が何時もの散歩道、尾根緑道から眺望出来ようとは夢にも思っていませんでした。尾根緑道は私が良く利用する散歩道で町田街道沿いに八王子まで続く尾根道です。途中の休憩場で西の方角を見ると右手の奥多摩と左手の丹沢の山並みが途切れて狭間となっている所があります。その狭間の奥を遠望すると雪を被った白い山々が見えていました。もしや、と思い夢中でシャッターを切りました。帰宅してpcで見ると確かに南アルプスです、地図を頼りに山座同定を試みてみましたら農鳥岳と塩見岳と判断してフェイスブックに投稿しました、早速反応がありこれは間ノ岳(中央)と農鳥岳(左)であると教えられました。南アルプスの北岳、間ノ岳、農鳥岳は白根三山と呼ばれていて日本アルプスの南側のアルプス山脈です、三山とも3000m以上の標高を持ち特に間ノ岳から右の北岳にかけては標高3000mクラスの稜線が続き此の高さの稜線は日本には此処にしかありません。遠い昔の若かった頃にこの三山を縦走しました。北岳から隣の間ノ岳までの稜線は右側には駒草が咲き乱れ左前方には富士山が何時までも離れずに見えていました。町田の一角から100kほど離れた南アルプスの眺望を楽しめるとは40年以上住んでいたのに気付きませんでした、これこそ灯台下暗しの譬えですね。