歳時記

芭蕉庵と関口

<あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。イザヤ書432

過日、教会の近くの細川庭園で勉強会が開かれました、その帰りに庭園脇の細道を下っていましたら芭蕉庵なるものがありました。こんな所に何故と訝っていましたが後にしらべてみたら以下の事が分かりました。江戸時代この辺一帯は関口村と言われ神田川と深い関わり合いを持っていました。関口の関は堰(ダム)の事です、徳川家康が江戸入りをする以前から此処に住んでいた農民が灌漑用に堰を築いていたので堰口と呼んでいたのかも知れません。時代が下って徳川家康は江戸市内の飲料水の確保のために近くの大滝橋付近に大洗堰と言う本格的な堰を作らせました、堰は江戸湾の満潮時の海水が侵入しないように高く築かれていました。此処に溜めた水を当時の神田や日本橋方面に給水していました。此の堰を管理していたのが松尾芭蕉だと言われています、管理と言っても堰の掃除程度だったようです。それで芭蕉庵が何故此処にあるのかの謂れが分かりました。 写真は明治時代の関口大洗堰です、正面奥の堰に溜めた水を手前の箱樋で配水していたのでしょうか。右手の小高い丘は目白台で現在の細川庭園や椿山荘のある場所のようです。因みに水道橋とはこの水が下流で仙台堀の上空を横切って神田、日本橋方面に水を送るための給水専用の橋の事でした。
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