歳時記

盗人萩(nusubito hagi)

「憎まれっ子世に憚る」の譬えではありませんが、厄介な盗人萩が今年は異常に繁殖して裏の叢にも道の両脇にびっしりと咲いて通りかかる人々を困らせています。本来の萩はどういう訳か今年は不作で寂しい限りです、萩の鮮やかな紅色に対して盗人萩は桃色で花の時期は可愛い花ですが先端の種が曲者で枯れるとうっかり触れるとその種が纏わりついて叩いてもなかなか取れない厄介ものです。

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