6月27日の子どもの料理教室の報告

子どもの料理教

子どもの料理教

6月の子供の料理教室は、雨が静かに降る月最後の土曜日に開かれました。今回は、多くの子供たちとお母さんたちが参加して、教会の2階にある牧師館はにぎやかな雰囲気に包まれました。この日みんなが作ったのは、フィンランドのクロワッサンでした。

子どもの料理教、東京料理教室は、お祈りをしてスタートします。まず最初に生地を作ります。みんな一生懸命小さな手でマーガリンを小麦粉の中にもみながら混ぜて、ヨーグルトも加えて、柔らかい生地ができました。次に生地を丸く延ばします。めん棒を使って延ばすのは最初、少し難しかったですが、みんなだんだん上手になりました。丸く延びた生地をピザカッターで分けて、それぞれの上にすりおろしたチーズとパプリカのスライスをのせて、生地を丸めてクロワッサンの形にしていきます。オーブンに入れる前に一つ一つに卵を塗って、ゴマを振りかけて飾りつけします。作る段階は沢山ありましたが、みんな一生懸命頑張りました。

魚に飲み込まれたヨナクロワッサンをオーブンで焼いている間、みんなで子供讃美歌を歌って、フランネルの劇「魚に飲み込まれたヨナ」という聖書のお話を観ました。ヨナは最初神様から逃げようとして大きな魚に飲み込まれてしまいましたが、最後には従って大勢の人々を神様のもとに導いてあげることができました。私たちも、神様から逃げないで神様が教えられることをよく聞きましょう。

フランネル劇が終わると、ちょうど焼きたてのクロワッサンの香りが拡がってきました。子どもの料理教テーブルのセッティングをして、食前のお祈りをして、さあ、いただきましょう!「わたしが作ったのはどれかな?」でも、どれを取っても、みんな同じくらい美味しかったです。ちょうどお昼の時間だったので、一人で何個も食べた子もいたようです。どうぞ、召し上がって下さい!子供たちも、みんなで一緒に作ったものをこうして一緒に食べるのは素敵なことだとわかったのではないでしょうか?

フィンランドのクロワッサン

次回の子供料理教室は10月に予定しています。詳しい案内は追ってお知らせします。どうぞ教会のHPをご覧下さい!

 

新規の投稿
  • 2024年4月21日(日)復活節第四主日 主日礼拝 説教 木村長政 名誉牧師
    しばらくお待ちください。   礼拝はYouTubeで同時配信します。後でもそこで見ることが出来ます。     […もっと見る]
  • 牧師の週報コラム
    遠藤周作「沈黙」から帚木蓬生「守教」へ (先週の週報コラムで和辻哲郎の「鎖国」と渡辺京二の「バテレンの世紀」について書いたら、礼拝後のコーヒータイムの席で遠藤周作の「沈黙」が話題になりました。それで今回はその時の話の続きとして) […もっと見る]
  • スオミ教会 手芸クラブのご案内
    次回は4月24日(水)10時―13時の開催です。 フィンランド風の刺繍を作ってみませんか。 次回の手芸クラブは刺繡をします。 今度はクロステージのテクニックを使って室内飾りを作ります。 静かにおしゃべりしながら楽しく作りましょう! […もっと見る]
  • スオミ教会・家庭料理クラブの報告
    4月の料理クラブは桜もそろそろ終わり始めの13日、爽やかな春の陽気の中で開催しました。今回はこの季節にピッタリのフィンランドのコーヒーブレッド、アウリンコ・プッラを作りました。 料理クラブはいつもお祈りをしてスタートします。 […もっと見る]
  • 歳時記
    杜若・カキツバタ 近くの谷戸池に今年も杜若が咲き出しました。まだ二輪だけですが間もなく満開になるでしょう。 […もっと見る]
  • 牧師の週報コラム
     和辻哲郎「鎖国」から渡辺京二「バテレンの世紀」へ 和辻哲郎の「鎖国」は驚くべき本である。中心テーマは室町時代末期から江戸時代初期にかけてのキリシタン盛衰記だが、序説がなんとローマ帝国の崩壊から始まる。 […もっと見る]