歳時記

ガクアジサイ

<紫陽花の 八重咲く如く 弥()つ代にを いませわが背子 見つつ偲(しの)はむ 万葉集 橘諸兄 巻20-4448

皐月のカキツバタ、梅雨のアジサイと何れも大好きな花です。これらの色を何色かと問われれば答えるのに苦労します。調べればマンセル表の何番と答えられるかも知れません。また日本には古来より色の和名があります。面白いことには古人も言い表すことが出来ない色はその対象物の名前を付けていました。私も好きなカキツバタにはカキツバタ色、ガクアジサイにはガクアジサイ色と勝手に名付けています。両方の色に惹かれるのは南、北アルプスの3000mの稜線で垣間見た紺碧の空の色を思い出させているのかもしれません。

(口語訳 紫陽花の花が八重に咲くように、いついつまでも栄えてください。あなた様を見仰ぎつつお慕いいたします。

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