歳時記

ウェルカムフラワー

白州の家の冬支度で12日の日程で山梨まで行ってきました。二人とも高速道路嫌いなので往復とも甲州街道でした。 沿道の晩秋風景は矢張り例年と少し違って晩秋とは思えない佇まいでした。到着したのが日没後だったので暗闇の中を足探りで玄関まで行きましたが伸び放題の雑草が行く手を阻み翌日の庭の様子を見るのが気になりました。あくる朝早速庭に出て見ますと案の定、庭は物凄い事になっていました。元々ここは山中の原野でしたので自然界の先祖帰りとでも言うのでしょうか。庭先の栗の木の根元が荒らされていて何か大きな動物が入り込んで動き回ったような感じです。栗の実が食い荒らされていましたので熊か猪の仕業かもしれません。近くの井手さんの家族も友人も熊を見たそうです。荒れた庭でしたが唯一つの発見は玄関に続くアプローチにノコンギクの一叢が咲いていました。まさに自然のウェルカムフラワーのようでした。

神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見きわめることはできない。 コヘレト311
           

     

 

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