歳時記

チガヤ

子供の頃よく新しく出た花芽を食べました、ほのかに甘く不思議な味でした。チガヤは万葉時代には茅花(チバナ・ツバナ)とも呼ばれていました。万葉集にも大伴家持と紀郎女の洒落た相聞歌があります。「戯奴(わけ)がためわが手もすまに春の野に抜ける茅花そ食して肥えませ」(おまえのために私が手も休めずに春の野で抜き摘んだ茅花ですよ。食べてお太りなさい。)紀郎女 巻8 1460番歌 家持の返歌「わが君に戯奴(わけ)は恋ふらし賜りたる茅花を喫(は)めどいや痩(や)せ痩す」( わが君に私めは恋しているようです。頂いた茅花を食べてもどんどんと痩せていきます)大伴家持 巻8 1462番歌

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